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  +それは決して眠れることの無い眠り+    2006.11.20
大志と優れた能力を持つ者たちへ。 大志は…そこそこに。優れた能力など皆無ですが(苦笑)

と、言う訳で『The Sign』クエストを始めちゃった次第です。
実は2回目となる今回、とりあえず第2部終わりまではプリ・ケミ・アサの3キャラ同時進行でさくさくと(`ω´)=3
んでもって、物語の佳境・第3部のみ1キャラ毎のクリアを目指すことに。

ちょっとばっかりネタバレ部分もありますので、知りたくない方は覗いちゃダメダメ。
読んでやるよ!って方は、超長いので覚悟して下され。
さてさて。
先陣を切るのはメインキャラのネタプリ、御年97歳の殴り支援。
裏テーマは『こんなネタプリでソロDI戦クリアなるか!?』です(`ω´)=3
ぶっちゃけプリ以外は移動その他諸々の面でソロクリアが面倒くさいので、後回しにしたかっただけだったり(ぁ
目指すルートは一般的に『キルケラルート』と云われる一番オーソドックス(?)なルートです。
ストーリー展開が楽しめ、取得経験値が一番多いと言うメリットはあるものの、その為攻略に時間がかかるわDI戦では取り巻き付きだったりするわ…で、普通ソロな人には敬遠されがちなルート、既に2回目ともなれば尚更。んでも、それを敢えて。
今は亡き初代アサで初めてクリアした時は、カンペと睨めっこ&ペアで進めたのでストーリーを楽しむ余裕があまり無く…。
今回はソロなので、悲しく救われない物語をたーっぷり堪能しながら進めようかな、と(((o・∀・)o))

…と言う訳で、以下第3部の記録です。
普通に書くのも色気が無いので、小説風に(ぉ


答えはこの掌に。
老いて尚貪欲な好奇心を漲らせる考古学者に言われるまま、興味本位に鍵を探し、その途中で出合った人達の願いを暇つぶしに叶えてきた…そんな俺に一体神は何を求め、期待してるのか。

長い旅路の果て、ようやく辿り着いた天空の神殿にてヴァルキリーが告げる。
示された行き先は死者の街。重々しく立ちはだかる死と、自らを隠し生きる者の場所。
そこで一人の女性と魔女と死者の王、そしておそらくはそれを傍観する天上の神に至るまで、彼らの願いと行動を見届け善悪を決めるのは他ならぬ俺自身である、と。
・・・上等だ。
なんだかうまく乗せられて、設えられた舞台へ送り出されたような気がしなくもないが、どうせならば出来るだけ滑稽に踊って魅せようじゃないか。



仄明るい暗闇が支配する街に着いた俺は、先ずカプラ嬢の元へ向かった。
光の失せた瞳に虚ろな微笑を溢す彼女から、僅かばかりの手数料と精神力を引き換えにして預けていたアークワンド、それとやや多めの回復アイテムを受け取る。
彷徨う魂と魔物が徘徊する物騒な街だ。
久しぶりの出番となった過剰精錬済みの闇特化アークワンドを手に、俺は早速ひとりの女性を捜してテレポートで飛び回る。

闇の中で尚、異質なまでに確かな存在感を持つ彼女は、果たしてすぐに見つかった。
『この街に彷徨う魂たちを助けて欲しい』
セリンと言う名の彼女は、縋るような声で俺に訴える。
いくら可憐な女性の頼みとは言えこれはまた面倒な、と思った俺の気持ちを動かしたのは、先のカプラ嬢とは違い、強い光を秘めて見上げてくるセリンの瞳だった。
その瞳が饒舌に彼女の本音を語る。
-------この街に彷徨うを助けて欲しい。
OK。俺にそれが出来るのならば。

ひとまずは街中を駆け回り、まずは『呪われた魂』の呪いを解く。
続けて出合った幼い少女を救うために、その方法を求めて魔女キルケラの元を訪ねる。
気難しそうな魔女と巧く交渉出来るか不安だったものの、前述の『呪われた魂』がその最後に悲鳴と共に押し付けてきた『魔女の呪文書』が存外役立った。
魔女から少女を故郷へ帰すための『カラスの羽』を受け取った俺は、これで少女を救えるのだと意気揚々と街中へ戻る。

途中、襲い掛かってくる魔物は当然杖で殴り倒す。
最近はPTで支援に徹することが多かったり、ソロでも基本武器はバイブルだったりで、この纏いつくようなニブルヘイムの闇を裂くような杖の甲高い殴打音が実に新鮮で小気味いい。
ついついその乾いた音に夢中になって、少女のことを失念してしまっていたなんてことは内緒にしておこう。
杖殴り満喫(*´Д`*)
『うそつき』
幼い絶望が心臓に刺さる。
魔女がくれた『カラスの羽』は、生きている者をその故郷へ帰すためのもの…と、言うことはつまり。
慰めようと触れた少女の子供らしいふっくらとした頬は、だがしかし、その見た目に反して氷のように冷たく強張っていた。

呆然としたまま、俺はセリンの元へ。
仕方が無いこととは言え少女を救えなかった俺に、セリンは全て判っていたような微笑を浮かべて、淡く輝く金の指輪を差し出した。
『目的が達成されるまでは、その指にはめずに大切に持っていて。何かの役に立つかもしれない…』
真摯に祈るような口調だと、俺は密かに思う。
とりあえず未だ信用を失くしてないことに安堵しつつ。
逆プロポーズではなさそうだと少し残念に感じつつ。
さてと。君を救うために、『選ばれた者』とやらになるにはどうすればいいんだい?

セリンに教えられて詩人を捜す。
その詩人に教えられてオゼと言う男を訪ねる。
街の外れの川べりに佇む彼は、魔導師に似た長いローブを纏い、長い前髪に隠された顔を暗く歪ませて俺に警告した。
『慎重になれ。貪欲な考えを「勇気」などという言葉でひと括りにするな』
さもなければ辿る末路は自分のそれと同じだ、と。
彼の言葉に不意に心がざわめく。
皮肉めいた八つ当たりのような口調の裏に、彼は何を隠しているんだろう。俺の知らない場所で縺れる思惑は一体誰の何なんだろうか。
その疑問を確かめる前に、彼は俺に魔女を尋ねるように言って口を閉ざしてしまった。

魔女に教えてもらったことによると、『選ばれた者』になるには『印』を得なければならない。
そして、その『印』は『死の主』が与えてくれるらしい。
ならば先ず『死の主』の居場所を調べ、会いに行かねばならないと言うことか。
再びセリンから僅かな情報を得、縋るような思いで訪ねたヴァルキリーからは説教と叱咤激励を喰らい、やはり鍵はニブルヘイムかと無駄足を嘆きながら舞い戻る。
帰りがけにふと、先ほどセリンが魔女への不信を溢していたことを思い出して気になったけれど、疲れて考える余裕なんてなかった。

辿り着いたのは街中からかなり外れた場所にいた男。
安くはない情報料と引き換えに得た情報は、『死の主』が捜している『母』の霧散した魂の封印場所。
なるほど。その魂を探し出して持ち帰れば、『死の主』も黙ってはいまい。
男から得たヒントを元に、俺は躊躇わず一路グラストヘイム古城はその最下層へと向かった。

鼻息も荒い人牛の魔物が蔓延るそこで、俺は魂のかけらを求めて封印を壊しては飛び回り、程なく『魂のささやき』を手に入れる。
こんなところに長居は無用とばかりにニブルヘイムに戻り、先ほどの陰気な男オゼの目の前にそれを突きつけた。
これで死の主とやらに会わせて貰えませんかね?
観念したのか、オゼは自らを『死者の主であるヘル様の僕』と白状し、俺に路を開く。

促されるまま、静寂に支配された巨大な館の長い廊下を真っ直ぐに進む。足音さえ響かず闇に溶けていく。水の枯れた噴水台を通り過ぎ、開けた部屋のその奥。美しい玉座に座した『死の主』が俺を出迎えた。
元は『母』であったはずの『魂のささやき』を渡すと、彼女は複雑な表情でそれを眺め、小さく自嘲した。
私が捜していたのはこんな物だったのか、と。
それでも満足出来たのだろう。彼女は1回限りと言う条件つきで死者を支配できる権限『九つの世界の象徴』を俺に託してくれた。


それを携えて魔女の元を訪れた俺に、魔女はセリンの真意を明かす。

セリンの願いは生まれ変わること。それが叶わないのならば世界に破滅を。

生に執着するあまり、生きている者に焦がれ憎むようになってしまったセリン…それが彼女の本当の姿であり、世界の破滅こそ彼女自身が救われるために望む唯一の手段だった。
愕然とする俺の脳裏に幼い少女の泣き声が甦る。
『うそつき。お家に帰りたい』と願った少女は決して救われなかった。
重々しく立ちはだかる死を受け入れなければ、祝福は得られない…それは俺にニブルヘイムへの道を示した時、ヴァルキリーが付け加えた言葉。
死を受け入れられない魂は救われない…それに気付かない幼い少女もセリンも。
魔女はそれを知り、セリンに記憶を失くす薬を飲ませ、破滅を止めようとしていたらしい。
けれど、そうする前に何も知らない俺がセリンに協力し、俺が『九つの世界の象徴』を得た事により事態は急変した。
『慎重になれ』というオゼの警告は、これを予感していたのだろうか。
今更、だ。
死者を支配する1回限りの権限『九つの世界の象徴』では、彼女は死から開放されない。それに絶望した彼女は破滅に向かって手を伸ばしてしまった。

不思議と騙されたとか、利用されたとか思わなかった。
ただ悲しくて、どうしたらいいのか判らなかった。
俺はどうするべきだったんだろう?これから俺はどうすればいいのだろう?

魔女は行方を眩ませたセリンを捜すために、彼女が身に着けていた物を持ってないか?と、俺へ確信を持って催促する。思い当たって、俺は法衣の懐を慌てて探った。
小さな金の、セリンの指輪。
『あなたの目的が達成されるまで…何かの役に立つかも…』
この指輪を渡された時に添えられたセリンの、おそらくは本人でさえ無自覚だっただろう言葉の意味を俺は唐突に悟った。
これを俺が持っていれば、どんなに彼女が姿を隠そうとも魔女を介して捜し出せるのだろう。
彼女は暴走する己の願いを、心の底の何処かで俺に止めて欲しいと思っているのでは、と。
彼女を救うことは出来ないけれど、止めることくらいは出来るかもしれない。
魔女がセリンの居場所を突き止める。猶予は無い、らしい。
俺は覚悟を決めて、魔女が開いた路へと単身踏み込んだ。



そこは床の中央に魔方陣が描かれた部屋…のような場所だった。
その中ほどに佇むセリン。
何故か近付くのが躊躇われて、俺は部屋の隅から祈るような気持ちで彼女に話しかけた。
今ならまだ間に合うから。
しかし、彼女の口からは狂おしいまでの生への偏執と、倒錯した願いばかり溢れ出て…。
見逃して欲しいとごねる歪んだ彼女を、俺は許せなかった。

気が付くとセリンの姿は無く、代わりに俺に襲い掛かってくる魔物達。これは彼女の怒り、なんだろうか。
グールとレイスに対峙している俺のすぐ横に、暗く大きな影が生まれた。そのプレッシャーに思わず息を呑む。
『ダークロードの分身』らしい。
まずいな、と思った俺に追い討ちをかけるようにエンシャントマミーが迫ってくる。
各々は脅威ではなくとも、囲まれてしまえばVIT皆無なこちらは脆い。
複数を抱えたままでは、頼みの綱のセイフティーウォールでさえ一瞬で効果を失ってしまう。
見る見る内に体力を削られ、ヒールだけで精神力が尽きてくる。
…ダメかもしれない。諦めが、頭を横切る。

ああ、でも。
未だ生きてるじゃないか。それなのに諦めるなんて。
俺は自身へのヒールに代えて回復剤を叩きながら、エンシャントマミー、レイス、グールの順にリカバリーを掛けて目を眩ませ、魔物の塊から削ぎ落とす。
ダークロードの分身だけを引き摺って、とりあえずは安全そうな部屋の隅へ。コイツさえ先に始末できれば、後は恐れるまでも無い。
それが神に背くことであろうと
ダークロードの分身を闇に帰した時点で俺は勝利を確信し、安堵した。
これで、きっと、よかった。彼女を止められる。



彷徨い残る魔物を残らず葬り去ると、再びセリンがその姿を現した。
最後の願いを絶たれ涙を零す彼女は、だがしかし思いの外気丈だった。
崩れゆく君を救えなくて
『あなたの未来に幸あらんことを…』
意識を失う直前、俺への感謝の言葉に添えられた彼女からの祝福。
-----あなたのことは忘れない、絶対に。
そう呟く彼女の手には、全ての記憶を消すという魔女の水薬の小瓶が握られていた。



無事…とは言い難いものの、ニブルヘイムへ戻った俺を魔女が出迎えた。
労いと感謝の言葉を受け取って俺は実感する。
出来ることは全てをやり遂げたじゃないか。後悔は無い。
後は神の采配を待つばかりだ、と。


けれど、この晴れない心は何だ?


魔女に別れを告げ、天空の神殿へ。
空に浮いた長い石畳の通路を歩きながら、俺はニブルヘイムを去る直前にセリンに会いに行った時のことを思い出した。

最初に出合ったその場所で、彼女は泣いていた。
全て忘れたはずなのに泣いていた。
話しかけても返事は無く、俺を忘れないと言った言葉さえ幻聴だったのでは?と自嘲する。
…本当に救われたかったのは、案外俺の方かもしれないね。
奇蹟は起きなかった。それだけのこと。
諦めて立ち去ろうとする俺の背中にセリンの声が届く。


『…あなたのことだけは憶えています』


ああ、憶えていてくれたのか。
それが幸せな記憶ならいいのだけれど。
きっと君の悲しみを癒せるほどのものではないんだろう。
それでも。
憶えていてくれて、ありがとう。
奇蹟は起きない。けれど願わずにはいられない。
君の未来に幸あらんことを…。


さてと。
全てを傍観していたであろうヴァルキリー様、お気に召しましたでしょうか?
貴女が用意した舞台の上で、さぞかし俺達は滑稽に踊らされていたんだろうな。
望んだのはそんなことじゃない

叶わなかった願いの果てに。
どうやら気に入っていただけたようでなによりです。
死んだ後のヴァルハラへの招待状なんて大盤振る舞いですね。
つまり、これこそがセリンやニブルヘイムの救われない魂たちが焦がれ、路を間違えた為に永遠に手に出来ない『印』であり、『救い』の正体だったと言うわけか。
こんなものだったのか…と某死者の主を真似て苦笑し、俺はヴァルキリーの元を後にした。
次に貴女に会いに来る時は俺はきっとオーラの姿です、それまではごきげんよう。


久しぶりに首都プロンテラへ戻り、すべての元凶の考古学者を訪ねる。
愚痴のひとつでも言ってやろうと思っていたけれど、まるで子供のように目を輝かせて喜ぶ老人にあっさり毒気を抜かれてしまった。
挙句、『印』の調査に長時間待たされ、さらに遠路ミョルニール山脈の廃鉱まで使いッ走りにされる始末。
お人よしって言うな。


老人が満足して、ようやく俺の元へ戻ってきた『印』。
そう言えば、全てが終わったら報告しに行かなきゃならんかった。
とりあえずその『印』と、処分に困っていた『スタージュエル』を持って仕方なく俺は再びニブルヘイムへと赴いた。

死者の王は何故かご機嫌なようで、俺に面白いものを見せてくれるという。
望まれるままに『スタージュエル』を渡すと、彼女の周りに火柱が立ったり光が溢れたり。
唖然としてそれを眺めていた俺に、やがて彼女は小さな結晶を放って寄越した。
『魔王の嘆き』…神の涙と呼ばれていたものの本来の姿、なんだとか。
これで封印された古代遺跡・ゲフェニアの扉が開くらしい。
ひとかけらだけで充分
どうやらこの世界の謎は深まるばかり。

その中で常に善悪を見極めるのは俺自身だと、神は言った。
ずいぶん不確かな基準だなとは思う…が悪くはない。
ひとかけらでも真実があるならば。

THE END



我輩は常に倉庫に眠っている…(役立たずって言うな!)† 黙示録の嘆き †
長ええええええええええええええええええええ!!!!!!!
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